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楽天モバイル債 2023年1月30日から販売開始

楽天グループ株式会社の無担保社債

楽天モバイル債 年利3.3%
概要

正式名称楽天グループ株式会社第22回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
愛称楽天モバイル債
利率3.3%(税引前)2.629605%(税引き後)
期間2年
格付けA(JCR)
販売期間2023年1月30日(月)0:00~2023年2月9日(木)14:30
利払日毎年2月10日及び8月10日年2回
発行日2023年2月10日(金)
償還日2025年2月10日(月)
発行価格額面100円につき100円
買付単位50万円以上、50万円単位
発行総数2500億円


楽天モバイル債 について

主幹事は大和証券・SMBC日興証券・楽天証券・野村證券・三菱UFJモルガンスタンレー証券

調達した資金は携帯電話事業の運転資金などに充てるようです。日本経済新聞によれば
「楽天グループは携帯電話事業の苦戦が続いており、米格付け会社のS&Pグローバルは2022年12月に楽天グループの長期発行体格付けを1段階引き下げ「ダブルB」にした。

携帯電話事業の業績改善が遅れており、資本性資金の調達が進まず、業績財務内容が従来の想定を下回る可能性があると判断されたと日経新聞に書かれてました。

今、NISAの改正が2024年から変更され、非課税保有期間が無期限
投資額の上限がつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円となり、非課税保有制限学(累計)1800万円(枠の再利用が可能)と斬新な改革となりました。

NISAが投資信託・上場株式が商品となっているので、今回の楽天モバイル債は関係ありませんが
貯蓄から投資へと騒がれているので、何かと気になる人も居ると思います。

投資信託も上場株式もハイリスク、ハイリターン商品ですから勿論含み損も覚悟でなければ手をだしてはいけません。NISAで税金が無税になると言っても利益が出ていればの話という事です。

ただ日経平均の値が26000円を割れている現在(1月13日現在)リスクの高い国内の株式や投資信託で長期で資産を右肩上がりで形成できるかどうかは疑問が残ります。

管理人は結論として今回の楽天モバイル債は自身のリスク許容度により買っても良いと思います。株式投資の指数を自身で売買しているのですが、相場は自分の思惑の逆に動く事など当たり前で、そんなに簡単に買っても儲かる物でもありません。

タイミングを図り、テクニカルを駆使しても更に逆を行くのが相場ですから素人がタイミングを図るのは本当に難しい事です。そのリスクと比べたら、円建て債券は随分と気が楽なような気がします。

勿論、金融商品で個人向け国債や定期預金と言った元本保証の商品以外の金融商品は全てリスクはあります。しかし株式や投資信託に比べて、債券はリスク的には低いと感じます。楽天モバイル債は円建てになるので為替リスクもありません。信用リスクのみとなり、楽天グループが倒産するかどうかのみと言う事になります。

2022年2月14日の楽天グループの決算は赤字、ですが時価総額9890億円の企業が簡単に倒産するでしょうか?ちなみに、以前人気爆発だったSBI債のSBIホールディングスの時価総額は7319億円です。SBI債は一時は人気に拍車が入り抽選での買付でした。

楽天モバイル債に関しては、先着順の受付です。

楽天モバイル債の受取利金の計算

参考)受取利息の比較 個人向け国債と社債は、その安全性から比較するのは
難しいです。参考程度に留めてください。尚楽天モバイル債が2年償還なので
利金は全て2年で計算しています。

預入金額楽天モバイル債個人向け国債5年固定個人向け国債3年固定
金利3.3%の場合0.18%0.05%
100万円66000円
(52592円)
3600円(2868円)1000円(796円)
300万円19万8千円
(157776円)
10800円
(8605円)
3000円
(2390円)
500万円33万円
(262960円)
18000円
(14343円)
5000円
(3984円)
800万円52万8千円
(420736円)
28800円
(22949円)
8000円
(6374円)
1000万円66万円
(525921円)
36000円
(28686円)
10000円
(7968円)

金融商品は一つに全てを投じてしまうと、リスクを全て受けるので、魅力的に見える
楽天モバイル債も全力買いは推奨しません。
金融商品は全てリスク商品ですから自己責任でお願いします。

上記は、楽天モバイル債と個人向け国債5年固定・3年固定を2年間で受け取れる利金を計算しています。個人向け国債は元本割れのリスクはない商品なので、比べるのは違うかもしれませんが一つの目安として確認してみてください。
利金のイメージ

楽天モバイル債券 買付ました

楽天グループの今後の経営に注目したいとも思い、1月30日に買付てみました。時価総額1兆672億円の企業の信用リスクを引き受けます。申込み殺到かと思いましたが、普通にすんなり買付出来、楽天グループに期待していないのか、モバイル事業の先行きを心配しているのか?

皆さんあまり興味がないようです。ホリエモンもユチューブで楽天グループの経営を懸念していました。

管理人は、株式の売買を自分で行うので、そのリスクと比較すると、社債の信用リスクは
受け入れられます。これは、各個人の感覚ですから楽天モバイル債の購入を検討している方は、自己責任でお願いします。
楽天モバイル債券買付
楽天モバイル債券買付
楽天モバイル債100万円買付
50万円単位なので、2口に分けて購入 朝方10時ごろの時には普通に購入できましたが、
21時に再度購入しようかと操作しましたが「購入可能額面の上限数に達しております。」のメッセージが表示され、追加の買付はできませんでした。

楽天モバイル債 楽天グループ決算内容

目論見書より
目論見書より

目論見書を拝見させて頂き、経営の健全度は個人的には微妙と感じます。
自己資本比率は30%以上は欲しい所です。楽天グループの持ち株の割合は、合同会社クリムゾングループ14.26%、三木谷浩史氏11.11%、三木谷晴子氏8.35%、日本郵政8.25%、日本マスタートラスト信託銀行6.91%、MSIPクライアントセキユティーズ3.69%、ゴールドマン・サックス・インターナショナル1.85%、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン140051.42%、日本カストディ銀行1.36%

楽天は
1997年2月7日に設立され当時はなんと従業員数6名、13店舗でスタートし「ネットで物を買う人はいない」と言われていた時代、先見性がるのだと思います。今はネットで物を買うのが当たり前になったのですから、直近の決算書は冴えないし自己資本比率も30%は欲しい所ですが、この企業が傾いてしまったら、日本も終わりではないかと私的には思います。