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ソフトバンク株式会社第24回無担保社債年1.24%

ソフトバンクみらい創出ボンド、期間7年で年1.24%の条件が出ました。買い付け金額が額面10万円単位と非常に活用しやすく、格付けはA+(株式会社格付投資情報センター)AA-(株式会社日本格付研究所)と安定的です。

ソフトバンクみらい創出ボンド概要

ソフトバンクみらいボンド年1.24%

商品名ソフトバンク株式会社第24回無担保社債
発行体ソフトバンク
発行体格付けA+(R&I)・AA-(JCR)
期間7年
利率1.24%
申込単位額面10万円以上、10万円単位
売出価格額面金額の100%
申込期間2024年1月18日~1月30日
受渡日2024/1/31
満期償還日2031/1/31
利払日毎年1/31・7/31


利金の受取額を比較と資産配分について

ソフトバンクみらい創出ボンドの利率が決定しました。年1.24%で7年運用されます。
個人向け国債5年固定(7年間として計算)と比較してみましょう。カッコは税引後の数字となります。

商品個人向け国債
5年固定154回債
ソフトバンクみらい
創出ボンド
金利年0.18%年1.24%
10万円1260円
(1004円)
6200円
(4940円)
100万円9000円
(7171円)
62000円
(49404円)
300万円27000円
(21514円)
186000円
(148214円)
500万円45000円
(35858円)
310000円
(247023円)
1000万円90000円
(71716円)
620000円
(494046円)



個人向け国債は国が発行している国債ですから、日本国政府が破綻しなければ安心安全の商品です。一方でソフトバンクみらい創出ボンドはソフトバンクグループの信用リスクを引き受ける事になります。一概には比較できませんが、仮に、1000万円の買い付けで個人向け国債の場合は、9万円(税引前)、ソフトバンクみらい創出ボンドの場合は62万円(税引前)、と6.8倍もの利金の差となります。

話は変わりますが、新NISAがスタートし日経平均も36000円の高値に一しています。これは新NISAの事で海外投資家も日本株に大きな期待から上昇していると言われていますが、株は価格の変動幅が荒く、20代・30代・40代の若い層の人は向こう20年位は新NISAでコツコツ積み立てて自分の資産を作るのは良いですが、50代・60代のシニア層は、今の資金が下落局面になった場合困るのではないかと心配します。

シニア層は目の前に退職や人生の後半戦と言う現実があり、現役時代のような収入が見込めず、大半の場合、年金と退職金を切り崩し生活をするか、シニアでも働き労働で収入を増やす事を考えるか等、現役時代とは違ってきます。

そんな50代・60代が新NISAで株や投資信託のリスク資産を運用し、運用が上がり調子の時は良いですが、下落局面で運用していたお金が30%~50%下落して耐えられるのでしようか?

ならば、ローリスクの債券にお金を振り分けても良いと考えます。債券ならば、満期時は発行体が倒産しない限り100%償還され、毎年2回の利金を楽しむ事ができます。
この年2回の利金は、年金の他に確実に収入となります。年金の他に利金がは入ってくるのは助かると思います。

また、債券が初めての方はとにかく、買い付ける金額は少額にするべきですし、どんなに良い商品でも分散させる事も忘れてはいけません。

ソフトバンクみらい創出ボンドは10万円から買い付けが出来小口化していますから、少ない金額で債券を実感してみるのも良いかもしれません。

ご自身の資産配分がなにより大切です。現金や預金にばかりに非常があると、お金に働いてもらう事は望めません。しかしリスクを取りすぎて株の比率が上がる事も良くありません。

利金の受取額を比較 仮条件時

商品個人向け国債5年固定154回債ソフトバンクみらいソフトバンクみらいソフトバンクみらい
金利0.18%1%1.3%1.6%
10万円1260円
(1004円)
7千円
(5577円)
9100円
(7251円)
11200円
(8924円)
100万円12600円
(10040円)
7万円
(55779円)
9万1千円
(72513円)
11万2千円
(89247円)
300万円37800円
(30120円)
21万円
(167338円)
27万3千円
(217540円)
33万6千円
(267741円)
500万円63000円
(50201円)
35万円
(278897円)
45万5千円
(362566円)
56万円
(446235円)
1000万円12万6千円
(100403円)
70万円
(557795円)
91万円
(7251333円)
112万円
(892471円)

個人向け国債5年固定154回債を7年で買い付けた場合で比較しています。ソフトバンクみらい創出バンクは最低値1%、中央値1.3%、最高値1.6%で比較しています。仮に1000万円の預入をした場合、個人向け国債では12万6千円(税引前)、ソフトバンクみらい創出ボンドの最低値70万円(税引前)、中央値91万円(税引前)、最高値で112万円(税引前)、個人向け国債と比べると約5%~8.8%倍の差となります。最低値の1%で運用できたとしても70万円(税引前)の利金は嬉しいのではないでしようか?

銀行にお金を預入ても(定期預金等)お金がは増えないからタンス預金にしている話をお聞きしますが、確かに、店頭金利0.002%では仮に1000万円の預入をしても1400円(税引前)ですから、お金など増えませんね。しかし1%以上の利率で長期で運用出来れば、70万円~112万円の利金が受け取れます。個人向け国債や定期預金は元本が保証されている商品ですが、社債は信用リスクを伴うので、一概に比較は出来ませんが、余剰金で、リスク許容度内ならば、高金利の場所にお金を置き、しっかりとインフレ対策も兼ねてお金の置き場を見極める事で、お金にも働いてもらいましょう。

また、社債の買い付け金額が10万円からと手ごろになり、まずは、最小単位で買い付けをする方が負担はありません。社債は中途解約も出来る商品ですが、市場で売買される為、中途解約は元本割れの恐れもあるので、満期まで保有できる資金で買い付けをする事も忘れてはいけません。

しかし、株や投資信託と違い発行体が倒産しなければ、満期時には額面100%で償還される商品です。ローリスクローリターンですが、ご自身のポートフォリオにしっかり組み込んでも良いのではないでしょうか?

ソフトバンクIR

株主名比率%
孫正義29.02
日本マスタートラスト信託銀行16.73
日本カストディ銀行7.10
PBR0.97倍
時価総額9兆4829億円
自己資本比率21.2

2023年11月9日に発表された決算では、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は1兆4087億円の赤字(前年同期は1290億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は9311億円の赤字(前年同期は3兆336億円の黒字)に転落した。のを受け翌日11月10日では大きく株価は下げたが、2024年1月13日現在では株価は回復している。
ソフトバンク株価 日足
ソフトバンクは決算で赤字に転落しており、経営の有無は不透明だが、時価総額9兆円の企業です。株価は先見性があると言われており、債券はソフトバンクの信用リスクを引く受けることから、投資をするときには、あなたなりにはソフトバンクの業績を確認する必要はあるでしょう。

最後に、債券は発行体が破綻しない限り、満期時には額面100で償還されます。しかし、どんなに魅力的でもあなたの資産の一部に留める事は変わりありません。

債券の買い付け金額が10万円からと手ごろになり、ますます、分散させることが可能になりました。定期的に発行されるわけではありませんが、分散させ、リスクを軽減する投資が良いでしょう。
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ソフトバンク月足チャート

最後に投資は元本保証の商品ではありません、債券もまた元本保証ではありませんから自己責任でお願い致します。