老後のセカンドライフ

父が入院した時の事父は80代定年退職をしてセカンドライフを送っていた。
病気になり入院し同じ部屋の方がたはやはり70代~80代の方がたでした。


一人の方は現役時代はバスの運転手をしていたそうで、定年まで働き今は年金暮らしとはなしていました。


もう一人の方は「若い頃職を転々としてしまった為 年金宛てに出来ず、今入院しているのも
お金が心配なんだ」と話していました。



別の方は自営業を営みそのリスキーな人生で年金は払えなかったと、ただ自営業だから定年はない、体が元気なうちは働くとはなしていました。



同じ70代~80代のかたでも、それまでの生き方は人それぞれです。ただいえるのは齢をとり体の衰えは皆同じという事です。


齢をとり、思う様に働けなくなった時に年金もあてに出来きず、入院していてもお金の心配をしなくてはいけない人は休まる暇もない印象をうけました。


今のシニア世代は普通に会社に勤めていれば、年功序列で給料も上がり、退職金も宛てにできる方がたは良いですが、年金も宛てにできない(年金を掛けていなかった)かたの老後は心もとないとしかいいようがない

老後で必要なものは生活できるだけの少しのお金と趣味やボランティアや友達という生きがいと家族とのバランスではないでしようか?



お金は多く持っていれば、それはいいのでしようが、自分達が老後働かなくても生活できる最低のお金があれば贅沢しなくてもやっていけます。


家族入院一つするのも、家族がいれば身の回りの物を揃えてもらえるのはもちろんの事、入院する時に別居で生計している人の連帯保証人が必要な書類という現実もあり、そして何より心のよりどころはやはり、家族です。


そして、老後に自分なりの趣味やボランティア それを分かち合える友 自分が充実した人生を送るために、何か好きなことがあるのは人生の張り合いになります。


入院している方のそれぞれの人生を目の当たりにし改めて思い知らされることが沢山ありました。


今のシニア層よりさらに厳しい環境なのが現役世代です。終身雇用は崩壊し国や政府も宛てにはできないかもしれない時代の私達は今から少しづつ将来のことを考えていく必要があるのではないでしようか

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