カゴメ株式会社第1回無担保社債
▶本ページの目次です カゴメ債完売
カゴメ株式会社第1回無担保社債
2023年2月8日に条件設定され利率は0.20%に決定しました!
仮条件の0.05%から0.35%の中間点の0.2%で決定しています。こちらの社債は利金の魅力というより、「つぶより野菜」15本がプレゼントされる事に魅力があります。このジューズ以前管理人は購入した事がありますが美味しかったです。
下記に利金の比較をしていますが、ハッキリ言って0.2%程度なら定期預金でも探せば
見つけられます。あえて、社債の信用リスクを引き受けるには、お粗末な利率です。それでも、カゴメ債を購入してもよいかもと思えるのは最低買付金額10万円でジュースをプレゼントされたら1.98%位の還元率になるので良いという管理人の勝手な判断です。(投資はリスクを伴うので自己責任でお願いします)主幹事はみずほ証券ですが、販売元は楽天証券のみとなります。(みずほ証券では販売しないそうです)
管理人はカゴメ株式会社第1回無担保社債を10万円買付しました。0.2%程度の利率では物足りないのは確かですが「つぶより野菜ジュース」は一度飲んだ事があり美味しかったので、最低金額10万円の買付をしました。このジュースを貰うにはカゴメ健康直即便利用登録をする必要があり簡単なアンケートに回答するとカゴメ直送便の各種商品をお得に購入できる特別割引クーポンが貰えるようです。健康に気を使っている人はカゴメ直送便を活用しているようで下記のジュースを知り合いから頂きました。美味しかったです。
※こちらは、今回のカゴメ債と関係ありません。
カゴメ債を購入し「つぶより野菜ジュース」を直ぐに貰えるのかと勘違いしていました楽天証券に連絡した所、3月1日にメールで案内が届くとの事でした。出来れば、約定した時点でその旨を顧客に伝えて欲しいと思うのは管理人だけでしょうか
利金の比較
社債と個人向け国債、定期預金は安全性の違いから比べられる物ではありませんが一つの目安としてください。個人向け国債は10年変動型の現在の利率で計算しています。(カッコは税引き後の数字になります)
商品→ | 個人向け国債 10年変動 | カゴメ日本の野菜で 健康応援債 | ゆうちょ銀行 スーパー定期 |
利率→ | 0.32% | 0.2% | 0.002% |
10万円 | 320円 (254円) | 200円 (159円) | 2円 (1円) |
50万円 | 1600円 (1274円) | 1000円 (796円) | 10円 (7円) |
100万円 | 3200円 (2549円) | 2000円 (1593円) | 20円 (15円) |
200万円 | 6400円 (5099円) | 4000円 (3187円) | 40円 (31円) |
300万円 | 9600円 (7649円) | 6000円 (4781円) | 60円 (47円) |
400万円 | 12800円 (10199円) | 8000円 (6374円) | 80円 (63円) |
500万円 | 16000円 (12749円) | 10000円 (7968円) | 100円 (79円) |
条件決定前の記事
2月8日に条件決定するカゴメ株式会社の初めての社債です。肝心の利金が0.05%から0.35%と社債にしては低水準で無視しようかと思う位の低さです。笑
個人向け国債の10年変動が0.32%で2月募集を初めており、元本保証されている個人向け国債(1年経過後は直近2回分の利子を払えば解約出来ます)に対して、社債はカゴメ株式会社の信用リスクを引き受けるにしては最高金利が0.35%はお粗末ですものね
しかし、よく目をこらしてみたら、買付10万円以上でカゴメの「つぶより野菜」15本セットがプレゼントされるようです。これが魅力です。(笑)
カゴメ株式会社 第1回無担保社債の概要
正式名称 | カゴメ株式会社 第1回無担保社債 (社債間限定同順位特約付) |
愛称 | カゴメ 日本の野菜で健康応援債 |
格付 | A(R&I) |
販売期間 | 2023年2月9日(木)0:00予定~2月20日(月)14:30 |
利率 | 0.20% |
利払日 | 2023年8月21日・2024年2月21日 |
発行日 | 2023年2月21日 |
償還日 | 2024年2月21日 |
発行価格 | 額面100円につき100円 |
買付単位 | 10万円以上、10万円単位 |
特典 | つぶより野菜 1箱(15本) |
対象 | 個人 |
引受主幹事証券会社 | みずほ証券株式会社 |
販売証券会社 | 楽天証券株式会社 |
社債管理者 | 株式会社みずほ銀行 |
発行総額 | 10億円 |
格付け表(参考資料)
※社債間限定同順位特約とは、発行体が同じ複数の無担保社債の間でそれぞれに不利が生じないように付ける特約のことです。たとえば、最初に無担保の社債を発行した後に、同じ発行体から有担保の社債が発行されてしまうと、最初の無担保社債の債権者は、有担保の債権者よりも請求権で劣ってしまうことになります。そのようなことが起こらないように、後に有担保債券を発行する場合には、同等の担保をこれまでの無担保債券にも設定することを定めたものです。
販売期間中に「カゴメ 日本の野菜で健康応援債」を購入すると「つぶより野菜」1箱(15本)プレゼントされます。こちらは国産野菜350g分を使用し生産者が丹精込めて育てた6種類の国産野菜(にんじん・トマト・セロリ・プチヴェール・レタス・ほうれん草)を独自の製法で搾り野菜の甘み、コク、香り、食感全てにこだわり抜いた野菜ジュースだそうです。
特典を受けるには、2つにステップが必要
①カゴメ健康直送便オンラインショップへの会員登録
②会員登録後に特典についての申込手続き(カゴメ健康直送便オンラインショップの顧客番号が必要)
特典を受け取るまでの流れ
ステップ1 カゴメ債を購入する
ステップ2 会員登録をする
ステップ3 特典の申込手続きを行う
2023年2月21日に送付
購入金額にかかわらず、特典は「つぶより野菜」1箱(15本)になると書かれてるので、こちらの社債最低購入金額の10万円を購入すると「つぶより野菜」はお試し価格で1980円、年間コースで1個216円☓15本=3240円となるので、1.98%から3.24%の還元率プレゼントとなりますから、もう現物のプレゼント欲しさに社債を購入する感じですね。
利率の条件発表前でうが、最高利率が0.35%では定期預金でも全国を探せば0.5%を掲げている金融機関もあります。定期預金なら預金保証制度により同金融機関での1千万円までの元本と利息は例え、金融機関が破綻しても保証されていますので、最高利率が0.35%は、一瞬フザケているのか?思いました。特典がなければスルーの社債です。
感想
カゴメの株主比率は、日本マスタートラスト信託銀行13.54%、自社8.34%、ダイナパック4.64%、日本カストディ銀行3.61%、蟹江利親1.50%、ステート・ストリート・バンク・ウエスト・トリーティ1.50%、JPモルガン・チェース・バンク1.14%、自社取引先持ち株会1.05%、蟹江英吉1.04% 2023年1月6日現在
時価総額は2911億円、因みに同じ業種のキッコーマンの時価総額は1兆2893億円です。
自己資本比率は2020年12月49.3%、2021年12月54.6%、2022年12月52.8%と
50%を超えているので、ひとまず安心の目安です。格付でR&IでA(シングル)なら良いでしよう。
社債は信用リスクを伴う商品ですから、充分に商品性を理解する必要があるものの
管理人は今回最低購入金額の10万円だけ購入を検討していましたが、10万円買付ました。
投資はリスクを伴いますから、自己責任でお願いします。
カゴメ債つぶより野菜ジュース注文しました。
まず、カゴメ債を購入すれば、なんの手続きもせずに自動的に野菜ジュースが届くのかと思っていたのは、管理人だけでしょうか・・約定したのは2月でも3月1日にメールが楽天証券から届き、自分で色々手続きし①カゴメ健康直送便オンラインショップで会員登録し、アンケートに答え、②下記の特別フォームに記入し送るの手順をして、やっと届くようです。
手間的には、慣れていれば直ぐに出来ます。カゴメ債のメリットはつぶより野菜ジュースの特典なしでは、メリットがないので、手間でも手続きはしますが、インターネットで買い物を普通にする世代でないと、スムーズにいかないかもしれません。だから、楽天証券限定の社債なのかもしれませんね