個人向け国債の下限金利

個人向け国債はその商品性により下限金利が決まられています。

変動10年、固定5年、固定3年共に下限金利は0.05%となります。
個人向け国債の金利は直近の入札に対し変動10年ならば掛ける0.66%で金利が決まりますが、基準金利が例えマイナスだったとしても下限金利0.05%が保証されているのです。

一般の方が購入しやすいように工夫された商品設計になっているのです。そして、中途換金も通常の債券は債券市場で売買されるため
評価損を出す可能性があるのに対し個人向け国債は1年経過すれば国が買い取るシステムの為直近2回分の利子は差し引かれるものの

元本割れしないのも大きな特徴といえます。

昨年ならば0.05%の利率に何の魅力も感じる人などいませんが、現段階でこの個人向け国債の商品性が魅力的に感じます。

そして、インフレ時にはそれに連動した形で金利が上昇するのも特徴です。
現段階で金利上昇が考えずらいですが、長い年月の中で景気はアップダウンを繰り返しています。

個人向け国債が見直されてきています。

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