安全資産として個人向け国債を活用する
「投資」と聞くと、「お金持ち」「富裕層」のイメージがあるかもしれませんが、年金問題をはじめ老後の不安を抱えているのは、むしろ一般の人ではないでしようか?
一番は労働で得るお金ですが、労働で得たお金にも働いてもらう感覚を是非身に付けてほしいです。
将来が不安ならば、早い時期から準備しておけば時間を味方に付けられます。
●小さく始め長く続ける
●元本割れのない安全な資産を積み上げる
●リスク資産の資産配分を良く考える
現在のチャイナ・ショックにより世界同時株安で日経平均も下落していますが、元本割れのない個人向け国債は日経平均が下落しても関係がありません。
つまり、安全資産の配分が自分自身にとって精神的なストレスがかからないコアになります。
アセットアロケーションという言葉をご存じでしようか?「資産配分」と言われています。
例えば、自分の資産の中で70%を安全資産30%をリスク資産と決めていれば、30%のリスク資産が下落しても、自身のリスク許容度内とすれば安心です。
個人向け国債は大きく儲かる金融商品ではありませんが、安全資産として保有するには最適です。
投資信託の中にも国債を組み込んだ国債債券の安定型もありますが、投資信託の場合、信託報酬という手数料がかかるのが普通です。
ならば、手数料掛からない個人向け国債を保有した方が良いと考えます。
個人向け国債キャンペーンは数十万円~となっていますが、個人向け国債は1万円から購入可能な商品ですから1万円でも問題ありません。
1万円から始めてみる、実際に買付けてみると自分に合う合わないが分ります。
合うと分かれば小さくても続けてみる、合わなければ解約する、個人向け国債は1年経過すれば元本は保証されていますから、そんな選択も自由にできます。