お金の貯め方
お金の貯め方
Yさんからのご質問
資産家の家に生まれたわけでもなく、宝くじや馬券を買う訳でもなく
どうやったら、貯金ができますか?
Yさん既婚 子供さんは2人(小学生) ご主人はサラリーマン 家は持家 住宅ローンあり、これから子供の成長に合わせて教育資金が必要、主人との老後も心配ですが、現在は住宅ローンと子育て、生活費でなかなか貯金ができません。
お金を貯めるには
①収入を増やす
②出支を減らす
③運用する
上記が基本となります。
①の収入を増やすは、簡単なことではありません、景気回復と言われてきましたが、現状私達の給与が昇給したという明るい話は身近では聞けていません。
収入を増やすには労働を増やす方法が思いつきますが、旦那さんはきちんと会社で勤めていて、休みや仕事が終わってアルバイトをするのはいささか体力的にも大変です。
専業主婦のyさん子育てで大変ですが、週に何日かもしくは午前中だけ、午後だけと子育てと家事を両立できそうなパートにでてみる
のも収入を増やす方法です。
例え月3万でも2万でも収入が増えることと、旦那さんの給料以外のお金が家庭に入ると収入のチヤネルが増えます。
収入のチヤネルが増えることはリスク分散に繋がるイメージをもって下さい。今はお子さんが小さくてフルタイムで働けなくても
子供が成長すれば、フルタイムで働ける可能性も出て行きます。
パートで培ったノウハウが認められたら正社員の道もあるかもしれません。
実際に管理人の友達にも看護師の資格をとり子供が小さい時はパート勤務、その実績がみとめられて正社員の道が開けた方もいます。
次に、支出です。家庭でなにがどの位お金が必要なのかを把握し、無駄を洗い出し、改善する。よく節約と題して安いスーパーをはじごするのも方法ですが、大きな節約になるのは、保険、車の見直し
等です。無駄に保険に入っていませんか?旦那さんが死亡した時のことを考え生命保険に入っている家庭を多いですが、金額を高額にしすぎていませんか?
死亡するリスクはもちろんありますが、会社勤めならば、遺族年金がつかえます。又住宅ローンも団信に加入していれば払う必要もなくなります。それらを考慮して保険額を減額するなどの見直しや月々払いを年払いにすると保険料が安くなる場合もあるので検討下さい。
車の見直しとしては任意保険です。今は代理店を通した高い保険でなくてもネットで複数の会社から見積もりがとれます。
安くても、実際の事故の時に対応の良い保険会社ならばそちらに乗り換える
車も見栄ではなく実用性を兼ねる、近所が新車だからとか、会社の同僚は皆この位のグレードにのっているなどという世間を気にしてはいけません。新車など買った瞬間に中古となり割高なのです。
維持費がかからないのは軽自動車ですが安全面を考慮して普通車がよければ中古でもいいのではないでしようか?
スーパーで10円20円安い物を買うよりも、保険と車の見直しは今までの生活に無理なくできしかも効果が高いと言われています。
子供の習い事にも注意が必要です。友達や近所の子どもがやっているからと、習い事をする必要はありますか?お子さんとよく話し合って本当にやりたいものだけで良いのではないでしようか?
支出には各家庭でのこだわりがるので、子供の習い事だけは、ゆづれない、食費は重要視させたい、家族のレジャーは今だけだから楽しみたい等のこだわりは捨てる必要はありませんが、何となくなくなってしまったお金が知りそこを節約しましよう。
お金を貯めるには、家庭に入ってくる収入に対し始めは9割で生活してみるのです。いきなり貯金がしたいからとあれもこれも駄目となると長続きしません。
8割、9割で生活してみて1割、2割を貯金する、yさんがパートにでたお金の2割でいいので貯金してみる、3万円のパートなら3,000円や6,000円かもしれませんが、貯金できる人はこの金額をバカにしません。少しずつ時間をかけて毎月貯金してみる
これがちりもつもればとなり長い年月をかければまとまったお金になります。
そして、③の運用する これは労働で稼いだお金の一部をお金にも働いてもらうということです。この感覚が日本人には意識が低いですが、お金にも働いてもらうのです。リスク資産をいきなり始めるのではなく、個人向け国債でも定期預金でも元本保証の安全資産を
生活費の1年分位は貯めたい所です。
yさんの場合子供の将来の教育資金が目的ですので、教育資金は使う期限が決まったお金ですから元本割れのない金融商品を選びましょう。
少しずつお金を貯める癖がついてきたら、住宅ローンの繰り上げ返済や、ローン等の一括返済をする等の工夫で金利分の負担を減らす方法もあります。
その次の段階でリスク資産の運用も入ってきますが、現段階では
yさん自身も家庭と子育てが両立できる仕事をはじめてみる、これは1万円だっていいのです。
保険や車の大きな効果のある見直しをしてみる、そして家庭の収入に対して9割、8割で生活し毎月1割、2割を貯金する習慣をつけることからはじめてみてはいかがでしようか?
貯金が全くできないと言う人の傾向に、貰った分は全部使うという方がいます、そして足りなくなると、「お金がない」という
次の月に少し多くお小遣いを上げても、同じ様に足りないという
貰ったら貰った分だけすぐに使う、残す気持ちが少しもない、こんな人は金額の大小は関係無いのです。
まずは、習慣です少しでいいのです、収入に対して少しだけお金をためてみる1,000円でも、習慣ができると金額を上げてもそれに見合ったレベルの生活ができるようになります。
見栄や世間体、など捨てて自分の家庭でなにを大切にするのか
その為にはどうしたらいいのかのライフプランを考えてみることからはじめてみてください。