銀行の人は金融のプロなのか?

地元の信用金庫さんに、融資担当者の方とお話しする機会がありました。
その「笑顔のさわやかな青年」は笑顔で「投資信託は如何ですか?」と話してきた

  • 管理人
    信用金庫さんは個人向け国債の事をどう説明してくれるのか?と思い
    「個人向け国債について説明してください」とお願いすると

  • 信用金庫さん
    「個人向け国債は、窓口の人が説明できます」

  • 管理人
    心の中
    (えっ、あなたは説明出来ないの?銀行員なんだよね?店頭にポスターもあり取扱い店だよね?)

「では、投資信託の説明をして下さい」

  • 信用金庫さん

「株式の場合はチャートと常に見なくてはいけないが、投資信託はプロに任せるので、そんな必要もないです。」
「毎月決算型と年1回決算型がありました。概ね10万円位で700円、おばあちゃんだと、いといろ選べてうれしいと言われます。」
「元本保証ではないので、元本保証は定期預金にして頂いて、・・・・・・」


  • 管理人
    「では、〇〇さんはどの投資信託を買っているのですか?」

  • 信用金庫さん
    「いえ、私は今ネットで申込している最中でして・・お客様に人気なのは〇〇で」


銀行の方との会話での感想

まず、金融のプロの方が個人向け国債の説明もろくにできないのか?と唖然
会話の中で、しきりに元本保証は定期預金と連呼していたのが印象でした。確かに自分の所の定期預金にしてもらうのがメリットがあるのは分かりますが、元本保証の金融商品は定期預金だけではありませんよ


投資信託の説明も、毎月分配型の商品をすすめ、手数料の話は特になく・・
なにより、それでは、あなたはどの投資信託を買っているんですか?」の質問にたいして
自分は買っていないの回答、自分で運用も買ってもいない金融商品を平気で勧める神経は如何なものか?と感じる



パーフレットを貰ってきたので良く見てみれば、まず購入時の手数料が2.16%~信託報酬1.026%の国内株式、海外債券、国内不動産をミックスした商品は、明らかに、手数料が高いく駄目投資信託です。



毎月分配型はシニア層の方には人気がありますが、老後まで時間が有る場合は、再投資できるタイプの方が有利で(老後資金)、毎月分配型の場合、純資産が積みあがりずらいので適当とは言えないのです。そもそも今は販売手数料がノーロード(無料)で信託報酬は1%以下の物が多数あるのだから、本来ならそんな金融商品をすすめるべきです。


行員さんもお給料をもらい、銀行の営利があるのだから仕方がないこととは思います。
私達が注意しなくてはいけないのは銀行の人が本当に良い金融商品はすすめない事を知る事です。


自分が買っていない金融商品を、なぜ人にすすめるのか?仕事だからですか?
1万円でも買って運用してるのならまだ、いいですが買っても運用もしていない投資信託を平気ですすめ、個人向け国債の説明もろくにできない勉強不足としか言いようがないです。


特にリスク資産の場合は将来の不確実性を取っても運用するのですから、どの金融商品を選ぶかは重要です。


銀行内で説教しても、大人げないので、笑顔で後にしました。(笑)

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