銀行預金派には個人向け国債がオススメの記事を読んで

6月2日のYAHOOニュースの中でマネーの達人の渡辺氏の記事でが気にとまったのでお伝えします。

渡辺氏は素朴な疑問を伝えています。住宅ローンの借り換えが増えていて実際のお客様との会話だそうです。


お客様「株や投資信託は怖くて手が出せません」
渡辺氏「住宅ローンは変動金利ですが、気になりませんか?」


渡辺氏の解説だと
住宅ローンの金利は上がらないだろうとお客様を判断して金利の低い変動金利を選ぶ傾向にあり、損をしたくないから貯蓄は銀行預金を選ぶ人が多いいとのことです。


リスクを取りたくない人元本割れをとにかく嫌う人でも
定期預金の場合は高金利のものだと長期のものが多く、途中で世の中の金利が上がってしまったら損をした気分になりかねない、お金が減ってしまうのは怖い、


しかし安全にお金を殖やしたい人に個人向け国債10年変動がマッチしており、10年間続けて6ヶ月の定期預金に預けると考えれば、定期預金より格段に高い金利は魅力的だと綴っています。

この話は他人事ではなく、多くの人が思っていることと感じます。確かに住宅ローンの固定金利より変動金利の方が現在は低金利です。


そこで変動金利を選ぶのも分かりますが、将来金利が上がるか下がるかは誰にもわかりません。金利が1%でも上がった場合の住宅ローンの利子の負担は相当なものになります。


住宅ローンは比較的長い期間30年以上のローンを組む場合もあると思いますので、現在が低金利だとしても10年後や20年後どうなっているか予想がつかないと言う事です。


この辺を納得した上で変動金利を選んでいる場合は問題ありませんが、目先の低金利につられ変動金利を選んでいると、少し問題と感じます。


金利が上昇する前に繰上げ返済で完済できれば問題ありませんが



そして、損はしたくないから預貯金に預けるという傾向もうなずけます。株や投資信託は元本割れの恐れはあります。そこで身近な銀行の定期預金に預けるのが普通だとも思います。


しかし、今がデフレでも今後インフレになった場合、物の値段が上がりお金の価値が下がるので実際は、銀行に預けている預貯金の価値も下がるのでお金が目びりした事になることに気がついていない方も多いいのかもしれません。


多くの人は日本で働き、円で給料を受け取り、円で買い物をし、円で預金をしています。円の価値が高い時は何の問題もありまでんが、円の価値が下がった時の事を考えると、預貯金だけに偏った資産配分をしていると危険とも感じます。


リスクを取らない事が返ってリスクになると言われるのはこんなことからです。



ただ、一般的に投資や証券会社は馴染みがないのです。親や身近な人が投資をしていて証券会社の話などが、家族の会話に普通にでる家庭は少ないと思います。


今の高齢者の時代の銀行貯金の金利は5%や6%の時代です。預貯金に預けていれば、普通にお金が増えた時代ですから投資などする必要がなかったのです。

学校でも、お金の授業もありませんから、お金の勉強をしないで、社会人になってしまいます。

銀行は生活する上で大きく関わるので馴染みがあるのです。証券会社は馴染みがないのですね

投資という言葉は何処か怖い印象があるかもしれませんが、安全な商品もあることを理解することから、はじめてみるのが良いと感じます。

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